第10章 初めてのインターハイ予選
部活の壮行会が終わり、6月。
いよいよインターハイ予選がスタート。
初戦は・・・私は知らない高校です。というか通ってる烏野高校しか知らないんですがね。
今日もいつものように孝支くんと歩く。
「あ、東峰くん、大丈夫かな?」
「旭?あぁ、出るもんな〜試合。」
「初めてのインターハイでしょ。それにあのヘナチョコみたいな性格が試合に影響しないかな〜ってね!」
「ヘナチョコ!?プレッシャーに弱そうだもんな、旭は」
インターハイ会場・・・
会場には全く知らない人高校生がいっぱいいた。当たり前なんだけどね。
会場は予想以上に広く圧倒された。
我々烏野高校の初戦は桜下高校。
全く知りません、どうしよう。
「キャプテン、桜下高校はどんな高校何ですか?」
「俺らの県はブロック予選がなく即県予選だろ。だから学校の数が多くて会場もいくつかあるから他の高校の知識あんまないんだよね。ただ強豪校って言われてるところは誰でも知ってる。」
「・・・キャプテンも知らないってことですか?」
「俺は特にな!」
キャプテンも聞いたことのない高校だから強いのかすら分からない。
でも烏野は絶対に負けない。
そんな気がする♪