第8章 壁を突破せよ!
自宅・・・
「狭いし汚いかもしれないけど、どうぞ」
私は孝支くん、澤村くん、東峰くんを家に入れて机を準備した。
「生野の家ってあまり女子って感じの物が少ないよね」部屋を見渡した澤村くんが言い出した。私はお茶の準備を始めて
「まだ東京に荷物が残ってるから、とりあえず必要なものだけこっちに持ってきたって感じかな?」
「へぇ」
「じゃあ、勉強しようか!」
勉強していると時間は7時前になってしまい・・・ドタバタと帰る準備して帰っていく3人。こんな日がテスト期間中場所は違えど続き、テスト当日。
「生野、ありがとな。俺、なんとなくだけど今日の数学いけそうな気がするよ。」
「私、特に何もしてなかったよ。頑張ったのは東峰くん自身だよ!ベストを尽くそうね」
そして私たちはテストという壁に立ち向かった。