第8章 壁を突破せよ!
時間をちょっと進めて♪
長かったような短かったようなテスト期間は終わり、最終日の放課後。
「お疲れ様。東峰くん。どうだった?」
「あ、生野か。いや〜自信ないよ」
「そうなの?」
たわいもない話をしながら部室に向かう東峰くんと私。
そこに孝支くんと澤村くんと潔子が合流。
私と潔子はドリンクの準備をしているとげっそりした3年生部員の先輩がやってきた。
「先輩、どうなさったんですか?」
「俺、今回ダメな気がすんだよね。
キャプテンに怒られそうだわ。」
2日後、私たちのテストは全て返ってきた。
それは2年生も3年生も同じらしい。
今回の部活は最初、テストの点数を見せあう?いや、点数チェックが行われている。
チェックは3年生からチェックされて1年の私たちに回ってきた。
学年順位だけここで発表されるようで・・・
「東峰は学年91位、なかなかだな。
澤村は学年43位、菅原は学年45位、なんだお前ら賢すぎるな。」
「「「あ、あざっす」」」
「で、マネージャーの2人だな。
・・・まじかよ。俺こんな数字見たことねぇわ。」
ざわざわする部員。何?そんなに悪かったのか?部活に入っている部員は部長を介して渡されるらしいので結果は誰も知らない。
「な、何位何ですか?部長!」
「えーコホン
清水から言うぞ。清水は学年2位。生野は学年・・・1位だ。」
ええええええええええええええええええ!!!
「・・・という訳で、赤点誰も取ってなかったので、いつもどおりの部活、始めるぞ。」
『はい!』
こうして、難なく?壁を突破できました(^-^)