第1章  再会

家に着いてから私は押し家の中に閉まってある、アルバムを引っ張り出してペラペラとめくり始めた。

「あ、あった。孝支くん。」

それは私と孝支くんが小学校の入学式の時に撮った写真。それが最後のツーショット写真。

「あの、あの小さくて可愛かった孝支くんがあんなに大きくなってる。･････････って少しおばさんぽかったかな」

私は明日、彼に会おうと思った。