第7章 初・合宿
放課後、私と潔子は少し早めに部活を抜けて合宿所の中に入って夕食の支度。
「合宿所の台所ってさすがに大きいね。」
「うん、これだったら作りがいがありそう。」
作業中・・・
「ふぅ。出来た。人数多いと食材も多いから大変。」
「あとは盛り付けるだけね。」
私たちは盛り付けにかかった。
ご飯は大きな炊飯器におかわりが来るだろうと思い、多めに炊いてある。もちろんそのほかのどれもが少し多めに。
部活終了まであと30分。少し休憩した私たちは食卓の整理をして盛り付けたお皿を運んでいく。
すると入口の方が騒がしくなってきた。
部活が終わったみたいだ。私は食堂の細かい準備を潔子に任せてみんなを迎に行った。
「みなさん、お疲れ様です。夕食出来てますので食堂の方へどうぞ。」
そういうと、ふ部活を終えた部員たちがグループを作りながら食堂に向かった。
その最後の集団に孝支くんと澤村くんと東峰くんがいた。
「お疲れ様!早く食堂に行かないとおかわりが出来ないよ!!」
「そうだよ!行くぞ大地!旭!」
「「おう。」」