第5章 合宿準備
孝支くんから、変わったね。と言われました。
「どういうこと・・・かな?」
「え、あ、気にしないで。俺の独り言だから。」
「そう・・・」
「あのさ、夏妃ちゃんのお母さんは元気?」
!!お母さん・・・
「・・・お母さんは、もう・・・居ないよ。」
「えっ!まさかあの時の病気で?」
「違うの。・・・こんな道路の真ん中で話すことじゃないし、今から私の家に行こ。」
「うん。」
「どうぞ、そこまで綺麗じゃないけど。」
「あまり物が少ないね。」
「うん。こっちに来るとき、沢山あると荷物整理が大変だからってすぐ必要にならないものは夏休みに持ってくることになってるの。」
「そうなんだ。」
私は、孝支くんをソファに誘導してお茶を渡した。
「・・・さっきの続き、話すね。」
「あ、うん。」
「お母さんはね。あの病気で死んだんじゃなくて、事故で死んだの。」
「事・・・故。」
「病気は半年ぐらいで治ったらしくてね。でもそれからも何かあるといけないからって私とお母さんをずっと家に入れてくれたの。おばさん、子供は居なかったから、私は可愛がってもらえて不自由は無かったの。私は近くの小学校に通ってたけどなかなか友達が出来なかったらしくて、唯一の友達がバレーをやってたから、それでバレーを好きになった。まぁ、最後のはいらなかったかな?」
「ちょっと待って、所々○○らしいって言ってたけど、どういう意味?」
「え、そのままの意味。」
孝支くんは首を傾げる。
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あの、すみません。題名合宿って書いてるのに、話変わってしまいすみません。
あともう1ページで終わらせます!
しょうもないかも知れないけど、お付き合い下さい。このページ読んでしょーもないなって感じたら次のページ飛ばしても大丈夫です。
ということで、これからもこの作品をよろしくおねがいしますm(_ _)m
甘菜