第1章 再会
―菅原side―
まさか、まさかだよ!
なんか凄く嬉しい。
前も可愛かったけど、今も可愛い。
でもなんか雰囲気が変わってた。
でも、本当に嬉しい。
今俺の顔は満面の笑みだったと思う。
「菅原ー、聞こえてるかー?菅原ー、おーい!」
「うへっ、だ、大地か何?何か用?」
「お前、最近ボーっとしてることが多いんだけど、何かあったのか?」
「えっ、あ、いや、なんでもない」
「それなら良いんだけどさ。部活にも支障出かけてるし、部長心配してたし、俺も心配なんだよ。部長が休んだ方がいいって言ってくれてるし、落ち着くまで休むべきだよ。」
「・・・そうだよな。こんな状態で部活に出たら迷惑を掛けるよな。・・・分かった、落ち着くまで部活休むよ。ごめんな、大地・・・。」
「いいよ。じゃあな」待ってるから。
「ああ。」
俺、何やってんのかな。みんなに迷惑かけて。
帰るか。