連載中
[ID] 55698
[作者] 瑠彩 [概要] 蜘蛛の頭と脚を繋ぐ者達。
[ジャンル] 二次元[ページ数] 0
[PV数] 2PV
[しおりの数] 0
[作品公開日] 2019-02-03
[最終更新日] 2019-02-03 23:52
[拍手] 105
[ランキング]
総合 | 8405位 (過去最高 6296位) |
昨日 | 6958位 |
[作品説明]だから、ルミアと名乗っているんです。と、まるで仮面をかぶっているような笑顔で答えた。すると、喧嘩になると思った団長が割り込んだ。
クロロ「俺達の目的はなんだ。」
シャル「盗むこと?」
クロロ「そうだな。そのためには団員が死ぬかもしれない。しかし、それでも蜘蛛は生き続けなければならない。違うか?」
シャル「‥‥そうだね。」
パク「蜘蛛が生き続けるためには、この娘が必要ってこと?」
シズク「それって、なんか、私達が蜘蛛にとっては、替えのきく道具みたいに聞こえるね。」
クロロ「お前達、それを承知で蜘蛛に入ったんじゃないのか?」
ウボォー「団長!俺は承知の上で蜘蛛に入った。けどな、パク、ノブナガ、フェイタン、フランクリン、マチ、シャルナーク、ノブナガは、蜘蛛結成時のメンバーだ。替えのきく道具だって思ってたら、ぶん殴るぜ。」
クロロ「替えのきく道具は言い過ぎだ。それに、ルミアはお前達に持ってないものを持ち、コルトピやパクノダの能力以上に特別なんだ。」
頭に血が上ったウボォーは思ってるじゃねぇか!と言って、超破壊拳(ビックバンインパクト)を団長に向かって能力を発動させた。
すると、ルミアの胸元から一瞬にして人影が飛び出し、ウボォーの右拳を素手で包んだ。超破壊拳は威力が下がり完全に絶の状態になるまでその人影はウボォーの右拳を離さなかった。
ウボォー「!?」
人影らしき物は、姿をはっきりと見せることなくルミアの胸元に戻った。
クロロ「ルミア、俺にまだ言ってないことがあったのか?」
少し怒ったような、呆れたような表情でルミアを問い詰める。
ルミアは親に怒られた子どもの様に今にも泣きそうな表情で、ごめんなさいと、謝った。
実は、ルミアの能力である力によって、隠れていたもう1人の蜘蛛の胴体となる人物がいた。
クロロ「ちゃんと話せ。皆が納得するまでな。」
はい。と返事をした。クロロが元の場所に座り、ルミアはみんなの近くに恐る恐る行き、全てを話すことにした。全てと言っても、自分が不利になる情報や能力は言わなかった。それは、自分と同じ企みを持つ者が近くにいると知っていたからだ。
ルミア「ねぇ、そろそろ出てこない?その角にいるのってヒソカって言う人でしょ?」
超人的な絶の状態を保っていたヒソカ。ルミアを只者じゃないと皆が初めて思った瞬間だった。
次回へ続く
[
レビュー]
この作品にはまだレビューは書かれていません
この小説のURL
この作者のほかの作品