連載中
[ID] 34219
[作者] [概要] 全年齢向け短篇集【作品公開期間を変更いたしました:詳細は作者プロフにて】
[ジャンル] 二次元[ページ数] 18
[PV数] 15716PV
[しおりの数] 51
[作品公開日] 2016-10-02
[最終更新日] 2016-11-09 16:59
[拍手] 720
[ランキング]
総合 | 5720位 (過去最高 498位) |
昨日 | 5641位 |
[ピックアップ] 1回
[作品説明]
青春ってさ、息苦しいんだよ。
[
レビュー]
[評価]★★★★★
第2章「痛がりな僕らと声なき恋」は
天童覚の恋のお話。
出会いこそ衝撃的でしたが、
居心地の良い距離を保つ二人。
「言わなくてもわかってる癖に」
それは、言葉にして
傷つくことも知っているから。
変わることを恐れる臆病さと
進むことができないもどかしさ。
そんな複雑なココロが
覚にとって特別な日を境に
ぐっと変わっていく瞬間。
「イシンデンシン」
言わなくても分かち合える喜びを
共感できる素敵な作品です。
試合中みせる覚の無邪気さと
生い立ちから感じるココロの闇
その両方のバランスが彼の魅力ですが
作品の端々にそれらが散りばめられて
ますます覚が好きになりました。
[投稿者] ざん[投稿日] 2016-11-16 10:12 [評価]★★★★★
いのちの中の、青春のとき
青春の中の、ささやかな1日
1日の中の、僅かひとコマ
木兎さんと木葉くんのお話。
きっとそれは、世界のどこかで何の気なしに通りすぎてゆく日常だと思うのです。
時間と共に、疎遠になっていくような。
そんな青春のひとまきを、
僭越ながら神様にでもなったように
そうっと空から覗いている気分になりました。
文字から漂う香りは熟れた秋。
タイチさまの放つ文字からは鼓動を感じます。
繊細で、どことなく不安定な、青春と秋。
見守ることしか出来なくて。だけどもいつまでも見守っていきたいような。彼等のとある日常を覗いてみてはいかがでしょうか。
[投稿者] おちゃちゃ[投稿日] 2016-11-05 10:43 [評価]★★★★★
こちらの作品の第1章が
木葉さんと木兎さんのお話。
ページのほとんどは木葉さん目線、
おまけのページに
木兎さん目線のお話があります。
木葉さん目線では、木兎さんのことを
「他を惹きつける星」と例えています。
ああ、そうだよね、と納得。
そして、その恒星の内側は
何をもって輝き続けられるのだろう?
勿論、答えなんてないんですが、
だから、想像したくなるのですよね。
こちらの作品にそんな木兎さんの
切ない独り言があります。
誰にも見せない、もしくは
誰かにしかみせないココロ。
そんな目線でみて、また一段と
木兎さんが好きになった
素敵な作品でした。
[投稿者] ざん[投稿日] 2016-10-23 04:52 この小説のURL
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