天崎 悠晴
……だめ?
う……
だめ、じゃないです……
私が断れないのを、悠晴くんは知ってる。
知ってて、わざと私にお願いをする。
ふふ。ありがと
ふわり、と。甘い笑顔を向けられる。
朝ごはんを食べ終えたらしい悠晴くんは、歯磨きをするために洗面所へと行ってしまった。
明日はお休み。今夜、ふたりきり。
っ……
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