初めてデートした日、どれだけ緊張していたか。
夏樹ちゃんに出会って、僕の全てが狂ってしまった。
天崎 悠晴
(………僕の、運命の女の子)
「愛してる」と、何度も繰り返す。
可愛くて、優しくて、ちょっと抜けてる夏樹ちゃん。君と以外、もう考えられない。
カーテンの向こうは、きっと晴天。明るい外と暗い部屋の中のコントラストが、嫌に背徳を煽る。
僕しか知らない、僕だけの夏樹ちゃん。今、この時だけは、どうかこの子を独占させて。
────これは、そんなどこにでもある夫婦の、慣れなくて甘い、とある日常のお話です。
May there be a blessing every day that follows.
**Fin**
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