今日は私と悠晴くんの、はじまりの日。
足りないところだらけの私たちだけど、これからゆっくり、ふたりで見つけていけたらいいな。
天崎 悠晴
わ〜〜…そっか、そうだよね。夏樹ちゃん、これからずっと天崎 夏樹なんだもんね。
天崎 悠晴
……どうしよう。しばらくにやにやが収まらないかも
じゃあ、愛川 夏樹に戻す?
天崎 悠晴
それは絶対にいや!
『夏樹ちゃんはもう天崎になったんだからね』と、悠晴くんがほっぺたをふくらませる。
そんなやり取りをしながら、手を繋いで、昨日から住み始めたばかりのお家に帰る。
初めてのふたり暮らし。
初めて、悠晴くんと過ごす時間。
クリックして次のテキストを表示
http://dream-novel.jp