突然見つめられて、息が詰まってしまう。
天崎 悠晴
……先に、部屋で待ってるからね
え、っ
ぱっ、と。掴まれた手が離れていく。
数秒遅れた後、その言葉の意味を理解して、身体がぶわっと、熱くなるのが分かった。
あ、………
火照って、熱くなる身体。
私の顔がみるみる真っ赤に染まっていくのを見て、悠晴くんがまた笑う。
あはは。夏樹ちゃんってば、顔真っ赤
……いけないこと、想像した?
クリックして次のテキストを表示
http://dream-novel.jp