天崎 悠晴
じゃあ、いってきます
うん、いってらっしゃい
悠晴くんが、玄関から出ていってしまう。
恥ずかしさで精一杯だった私は、悠晴くんがドアの向こうで呟いた小さな言葉に、気づくことはなかったのだった。
天崎 悠晴
…ふふ。ほんっと、かわいい…………
天崎 悠晴
……別に、唇にちゅーして、なんて言ってなかったんだけどなあ?
天崎 悠晴
まあでも、夏樹ちゃん、意地悪いうと拗ねちゃいそうだし…?
天崎 悠晴
……そういうとこが、かわいいんだけどね
***
天崎 悠晴
これから帰るけど、何か買っていくのある?
クリックして次のテキストを表示
http://dream-novel.jp