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【ハイキュー】及川徹×年下彼女(夢小説)



21

前を歩く及川が立ち止まり、くるりと体を姫に向ける。

22

及川 徹

だからさ俺が今、何を望んでるか賢い姫にはわかるよね?

23

(あ、バレーしてる時にみせる本気の瞳だ。これ、名前で呼ばないと絶対、怒らせてしまうやつ)

24

姫は意を決したように鞄の取っ手を握りしめる。

25

と……おる……せんぱい……

26

及川の視線はまっすぐ姫を見つめたまま微動だにしない。
姫が沈黙に耐えきれず、もう一度口を開こうとしたその時——

27

及川 徹

んーまぁ及第点かな!

28

及川はパッと笑顔を浮かべると姫の手を引き歩き出す。

29

あのっ!
及川さ——

30

及川 徹

違うでしょ?

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