
姫の手を引いたまま及川は唇を尖らせむくれる。
と、徹先輩っ
及川 徹
早く呼び方慣れてよね!
次、名前で呼ばなかったら罰ゲームだから!
罰ゲームってなんですか!?
ねぇ、及川さ、あっ……
姫がしまったと言う表情を浮かべたと同時に及川は歩みを止めて、姫の手を掴んでない方の手で姫の頬に触れる。
及川 徹
罰ゲーム決定ー!
はーい、それじゃヒメちゃんから俺にキスして下さーい!
え、えっ!!?
い、今ここでですか!?
及川 徹
そう!
今すぐここで!
むむむむ、無理です!
だって誰が通るか!
及川 徹
ちなみに罰ゲームを変える気はないからね?
それじゃあ、ヒメちゃんが大好きな徹先輩にキスするまで——
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