鶴丸国永
俺はこの本丸立ち上げ当初に顕現され、これまでずっと仕えてきた。
“主”ではあるがな、人の様に例えるとすれば、妹のような存在だ。
一期一振
妹、ですか…。
鶴丸国永
ああ。
一期一振
私は…主を……お慕いしております。
鶴丸国永
………。
一期一振
刀と主ではなく、男と女として。
鶴丸国永
………。
一期一振
鶴丸殿は、今、妹のようだとおっしゃっいましたが、私にはとてもその様には見えない。
私が主に抱く感情と全く同じものの様に感じます。
鶴丸国永
……ふ、
一期一振
…?
何が可笑しいのです?
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