• テキストサイズ

とある日の暗夜にて【刀剣乱舞】*新機能お試し公開



21

鶴丸国永

いや、すまん。
そうか、俺はそんな風に見えているんだな。

22

一期一振

ええ…。
なので単刀直入に申し上げます。
鶴丸殿は主を本当はどう思っておられるのか、お答えいただきたい。

23

鶴丸国永

俺は、あの娘を……
いや、いいんだ…

24

一期一振

…私はあなた方の間には特別な絆があるのだと、そのように感じでおりました。とても入り込む余地がないと。

25

鶴丸国永

…一期一振……

26

一期一振

しかし、鶴丸殿がそのようなお気持ちでおられるのであれば、私は遠慮など致しません。

27

鶴丸国永

…そうだな。
きみであればあの娘を幸せにしてあげられるかもしれん。

28

一期一振

鶴丸殿、あなたは…っ!

29

鶴丸国永

俺は臆病だ。
俺が、刀である俺が、人の子である主を幸せにすることなど到底できない。
正直に言えば、その役目をきみに押し付けてしまうような卑怯者でもあるんだ。

30

一期一振

鶴丸殿はそれで宜しいのですか?

クリックして次のテキストを表示

/4ページ 
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp