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おそ松さん なりきりストーリー(^∇^)
カテゴリー 趣味
作成日 2016-10-02 07:50:12
更新日 2024-04-17 16:18:36
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掲示板

日常?2

双六の続きです。

2016-10-17 06:16:27

あやぽん

  • 41.
    「あぁ…チョロ松兄さん、休憩しよう?」


    あれから歩くこと数分。
    何も無い平地をただただ歩くのは
    なんだか嫌気が差してきて僕はタダをこねた。


    「スリルがあるって言ってたのに…
    こんなのスリルのスの字もないよ!!」


    ぶらぶらと散策がてらに歩いていたけど
    一向に何かある気配がない…。

    あぁ…僕、元の世界に帰れるのかなぁ…。


    「ん…?あれ、何だろう?」


    ふと前方を見ると、怪しげな
    スイッチが1つ置かれている。


    「チョロ松兄さん、これ…どうする?」


    危険なことは避けたいし…
    とりあえず、チョロ松兄さんに問いかけてみた。
    2016-11-03 01:23:06
  • 42.



    一方、おそ松と一松は・・・



    「一松。あいつら、今ごろなに
    やってんのかな・・・」



    「そんな事、僕に言われても・・・」



    「これって、勝手にやって
    進んでも良いのかな?」



    「だめじゃないの?もう少し
    待ってみよう?」



    「だってさ、暇なんだもん。
    待てねぇしぃ・・・さみしいし・・・」



    「さみしくても、ぼ、僕がいる
    じゃない?僕じゃだめ?
    つまんない?」



    「・・・いやぁ、そんな事・・・ねぇよ?」



    「なら、良いじゃない。僕が
    いるんだからーーーね?」



    「・・・っ・・・、一松・・・お前マジでいい弟(妹)だよ~、可愛い・・・!!」



    「っ、苦しい・・・!!」



    「はは。温か~い♪」



    『二人共、そろそろ能力欲しく
    なりませんか?』



    いお「能力?」



    「ちょっと興味あるし、欲しい。
    使ってみたいかも♪」



    「僕も・・・使ってみたい。欲しい・・・」



    『決まりですね。では、決まり
    次第お待ち下さいませぇ~♪』
    2016-11-04 22:16:26
  • 43.
    え ?

    何これ...?

    明らかに怪しいボタン...。

    でも、押さないと何も起こらないような気がするし...

    「ここは、押した方がいいと思う...今まで何にも無かったし、ここで何か起こさないと。」

    僕はそう言いながらトド松に問いかける。




    ウソだ...本当はなにもしたくない。でも何かしないと、と思うからこんな変な事をいってしまう。
    手が震えて仕方がない...
    でも、一応お兄ちゃんなんだ、ここで意地を見せなければ...

    震えながらも僕はボタンに手を伸ばした。

    2016-11-08 19:40:55
  • 44.
    「チョロ松兄さん。これでも僕達ペアなんだよ?
    だから、こういうのは僕も一緒に押すよ♪」


    本当は何が起こるのか怖いけど……。
    このスイッチを押すよりは夜中のトイレの方が怖くはないと思うけど……。

    この双六を始めてから、そういった恐怖には打ち勝ってきた方だ。


    本当は怖いのに見栄を張ってスイッチを押そうとするチョロ松兄さんの震えた手に、自分の手を重ねる。


    カチッ________


    スイッチか押されて不吉な音がこの場を支配する。
    しばらく待ってみたけど何も起こる気配がない…。


    「えっ……何これ?
    さっきまでの僕の恐怖心、返してよ!!」


    予想外のことに少し怒りを覚え、何度もスイッチを連打していた時だった…。


    ゴゴゴゴゴッ_________


    大きな地響きを立てて、洞窟が出現した……。


    「えっ………どういうこと!?
    何でスイッチ押したら洞窟が出てくるの!?」


    あまりにも不可解な現象に、思わずツッコミを入れざるをえなかった…。
    とにかく、この中に入ってみればいいのかな…?
    2016-11-11 01:14:55
  • 45.
    トド松と僕が一緒に押したら、、、

    何も起こらない。

    それにキレたのか何度もスイッチを連打するトド松
    すると


    ゴゴゴゴッ

    不愉快な音と共に出てきたのは

    洞窟だった。


    「えっと、、、。これに入ればいいのかな?」

    いや、怖すぎるでしょ?!
    そんなすぐに入れるわけなくない??

    でも、出たもんは入らないとな~…

    そう言いながら僕は洞窟に足を踏み入れた。
    2016-11-11 07:25:08
  • 46.
    イヤミ・ジ・エンドに乗り込んだのはいいものの、操作方法が全く分からない。

    そして『RPG』と書いてあるボタンが気になる。

    きっと、リアル・パーフェクト・ギルトガイの略だろう。

    つまり、このオレカラ松オンリーワンのボタンと見た。


    「フッ、いいだろう…このオレ直々に押してやる!ギルティー!」


    ぽちっ


    ——ゴゴゴゴゴッ!!


    ボタンを押すとイヤミ・ジ・エンドが動き始める。

    だがしかし!


    「な、なんだっ!?ワッツハプン!?なぜ地下に?」


    先端がドリルのように穴を掘り、どんどん地中奥深くへと進んでいく。

    十四松はフ○チンで踊りながらはしゃいでいる。

    全然家に着く気がしない…。


    ・・・


    30分後、ようやく止まったので十四松と二人で外に出ると、そこは薄暗い洞窟だった。

    立ち尽くしていると、双六の時聴こえてきたあの声が洞窟内に響く。


    『パンパカパーン、RPGの世界へ突入でーす。とりあえず全裸とイタイ格好から変身させまーす』


    二人で光に包まれたかと思うと、


    「おぉっ!これは…!」


    懐かしいアイドルF6の衣装に変身していた。


    『ここにはチョロ松とトド松もいるから、とりあえず早く合流して脱出してくださーい。モンスターとかいるから、そこらへんRPGだからね。じゃあ』


    コイツこんな話し方だったか!?

    まぁいい…。

    どうやら他のブラザー達もここに迷い込んでしまったらしい。

    愛するブラザー達を、このオレが必ず救い出してみせるっ!!


    「って、待つんだじゅうしまーーつっ!!勝手に先行くなーー!!」


    オレは走る十四松を追いかけ、急いで洞窟内部へと進んだ。






    2016-11-23 00:30:45
  • 47.



    お「暇だなー、一松。」



    い「そうだねぇ。」



    お「あいつら、今頃なに
    やってんのかなーーー死んでたり
    して?」



    い「おそ松兄さん。そんな訳ないだろ?無事だと良いけど・・・」



    『皆さんの状況を見てみますか?』



    いお「SAY,YES~♪」



    『皆さん、洞窟に入ったらしい
    ですよ?』



    お「つーか、あいつら、誰?どっかで見たことあるような・・・」



    い「えっと、つーか誰?」



    『兄弟皆、F6の姿をしてますよ。』

    いお「えぇぇぇぇぇ!??!(エコー)」



    お「てか、なにあの姿ーーーイケメンになってるし・・・」



    い「ってか、変わりすぎだろーーー」



    お「今の俺らの立場、どうして
    くれるの?神、答えてよー」



    『・・・・・・』



    お「シカト(無視)!?酷くねぇ?!」



    い「大人しくしてよっか。」



    お「そうしよう。そのうち、なんとかなるだろ・・・」



    いお「はぁ・・・退屈だなぁ~・・・」
    2016-11-23 01:08:35
  • 48.
    コツコツ.......

    2人で歩いてどれくらいたったのかな?
    たぶん20分はたってるはず...?

    たまに、変な呻き声が聞こえる。



    ....グウオオオォォ~~......。


    !!

    トド松は怖すぎて腕にしがみついてくる。


    「おい!大丈夫だから放してトド松!」


    一体どのぐらい歩くんだろう?
    2016-11-23 10:35:07
  • 49.

    あっははー!!
    変なとこ来たぁ!!

    なんかよくわかんないけど!カラ松兄さんがボタンを押したよー!

    そしたら地下に潜ったよー!
    そんでもって服がもらえたよー!!

    イヤミ・ジ・エンドからひらっと降りて、とりあえず洞窟を進む!

    あーるーこー、あーるーこー!十四松は元気ー!野球は大好きー!やったぜホームランー!

    洞窟探検だし、鼻唄は絶好調だよー!
    それにしてもスッゲー響くねここ!

    僕の後ろからカラ松兄さんが僕の名前を呼んでるんだけど、振り返らないことにするよ?

    逆に僕が叫ぶね?

    「カラ松にーさん!走ろー!」


    なんで?
    だって、カラ松兄さん気づいてないけど....

    おっきいいいい、赤い鱗のドラゴンがカラ松兄さんのすぐ後ろをバサバサ飛んでるから!

    鋭い眼光がカラ松兄さんをとらえて、よだれを垂らしてるよ?

    あはは!
    めっちゃデカイね!
    大ピーンち!
    2016-11-24 01:29:10
  • 50.
    後ろ?何を言ってるブラザー?
    お前は前にいるだろ?

    なんて走りながら思っていたが、とりあえず一度振り返ると、


    「えぇぇえー!?RPGってこーゆーことかよっ!!」


    赤い鱗のドラゴンがオレに向かい飛んできた。

    しかも、火をあちこちに吐き出す始末。

    十四松の歌声で全然気づかなかった。

    いや無理だろこれ!?

    オレ一日に何回死にかけてんの?

    カラ松ガールズとの思い出が走馬灯のように蘇る。

    …ぼったくりバーとマルチに引っかかった思い出だけだった。


    『お困りのようですね?』


    走りながら泣いていたら、頭の中に双六の声が聞こえてきた。


    「困りすぎてどうにかなりそうだ!」

    『言い忘れてたけど、この洞窟内ではみんな能力使えるようにしたから。お前は青いからテキトーに水とか氷ね。イメージすれば使えるから、必殺技とか好き勝手作って。あと、お前のスマイルを使えばイタすぎてモンスターひるむから。ついでに言うと、ゲームだけど死んだら本当に死ぬから、じゃっ』

    「最後怖いこと言い逃げしないで!?」


    能力…か!

    フン、ハリネズミのジレンマに心を傷める毎日だったが、ついにこの力がみんなの役に立つ時が来たんだな!

    しかもオレは水、氷!

    炎を吹くドラゴンには相性バツグンじゃないか!!

    …愛する十四松を守るんだ!

    えーと、イメージしろと言っていたな。

    水のイメージ…母なる海…海はしょっぱい…しょっぱいは涙…涙は…瞳!!


    「大人しくするんだ子猫ちゃん!オレが飼いならしてやるよ!カラ松BANGっ!!」


    ウインクしながら右手で拳銃の引き金を引く動作をすると、指先から滝のように水が噴射し、ドラゴンを攻撃した。

    怯んだドラゴンは尻尾を巻いて逃げ出した。

    十四松がこちらに駆け寄る。


    「フッ、決まった…十四松、もう安心しろ…ってじゅうしまあぁぁあーつ、うしろーー!!」


    今度は十四松の目の前に、鋼の鱗を持った巨大な亀が現れた。




    長々とすみません。とりあえず能力は♪KANA♪さんの設定を参考にさせていただきました!
    2016-11-24 11:15:27
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