「バチバチでビリビリ？
ってかーーーなんかカラ松まで
まきこまれてるし･･･(汗)」

「タイトルは、なになに･･･『人生負け組なニートに送る、せめてすごろく世界だけでも勝ち組になりたくないか？いやなりたいだろ？でもな人生そんな甘くないんだよ、くそニート童●××シコスキー双六』･･･ってか、タイトル長すぎんだろ！？そりゃあ勝ち組にはなりたいけどさ。つーかこのタイトルの『童●××シコスキー』って･･･ぶっ･･･、は！！面白れぇ！！(爆笑)」

「え、えっ、ちょ…。結構やばいんじゃない？てか、おそ松兄さん何処行ってたの？」

「ノーーーォッ！？オレのセットしたばかりのパーフェクトヘアーがっ！？ノンノンじゅうしまぁーーっ！！静電気はダメだじゅうしまぁーつ？」


オレは十四松と距離を取るために、ロリポップをフリスビーのように投げた。

帰ってきたばかりのおそ松は呆気にとられている。無理もない…。

「おそ松か…。十四松が奇妙なすごろくを持ってきて、箱を開けたらこの有様だ。見ろ！オレのゴールドフィンガーが！」

オレは負傷した右手を見せたけど、何故かみんなにスルーされた。

「いや、この双六誰の？こんなんあったの？あと、十四松どうしてビリビリしてんの？
ちょっと！！疑問しか浮かばないんだけど！？」

「ん？あぁ･･･ちょっとな。十四松、凄いビリビリ～だな。
触ってみようかなーへへ♪」



躊躇なく興味津々で十四松に触ろうとしたら･･･

「いや、何触ろうとしてるの！？
　見てて明らかに危険でしょ！？
　ホント、僕の兄さん達ってやること
　全てがバカだよねー。」


十四松兄さんに近づこうとする
おそ松兄さんを止めてから、
すごろくに目を移す。

謎とツッコミ所が多くて何だか心配だけど……
みんな本当にやるのかな？

「ただいま･･･なにしてんの？」



おそ松兄さんに続き一松兄さんも
路地裏から戻り、今の状況に唖然として見つめていた。

「お帰り！一松にーさん！！」

カラ松兄さんの投げたロリポップをかみかみしながら、一松兄さんを出迎える。

んー！ソーダ味うんめーっぺ！！


バチバチいいながら相変わらず逆立つ髪の毛

「あのねあのね！みんなですごろくしようとしてたんだ！一松にーさんも一緒にするっぺー！！」

「それいいなー♪
にしても･･･十四松、お前随分ビリビリしてんな･･･それにこの箱のタイトル、長すぎだろ･･･
それにカラ松兄さん、その髪型ーーーあっはぁ、似合いすぎだろ･･･最高♪」