作者プロフィール
NEW 作者ニュース詳細

***・******の日記よりⅦ 明晰夢 【進撃の巨人

昨日の日記は忘れていたわけじゃない。
ただ書く余裕がなかっただけだ。忘れた訳じゃない。

今日は休日のため訓練は休み。この一周間内容が濃いだけにとてもこの日までを長く感じた。
天気も良かったし外出申請も出していたので今日分の食事用の材料を買いに行く事にした。
厨房も申請済みだ。
ハーブも昨日の訓練の後しれっと採取しておいた。

朝食後、街へ出た。案の定見知った顔がちらほらと見えるまぁ、そこまで広くないこのーーーー区内なら同期の知り合いにあってもおかしくはない。
市場で物色している時にあの双子に遭遇したのは予想外だったが・・・。
特に用事はないそうだが、オレが野菜を物色していたのがとても気になっていたようだ。
料理が趣味ですとか言いたくねぇ・・・。
が、それも隠しきれず、見ていた食材で作ろうとした料理まで当てられ、挙げ句試食したいとまで言い出した。
喰わせてやる代わりに黙っておくことを条件に材料を3人分に増やした。

肉は高いから代わりに大豆を確保した。時間は掛かるが・・・ソイミートにする。
そういえば酵母の元も大豆らしい。
後はスープ用の野菜を少し。
買い終えて個人的に必要な物を買って帰った。

訓練所に戻り、食堂の隣にある厨房で食事作りを始めた。
休日は朝食以外出ないので今は誰もいない。

調理法は秘密だから書かない。
二人ともオレが調理しているのを興味津々に見ていた。
そして思わぬ来客が居た。教官だった。
厨房の使用申請していた事を不思議に思って覗きに来たらしい。
流石に教官に出さないわけにも行かず、オレの分を教官へ渡流した。

仕上げにハーブを盛り、料理を出した。
教官含めた3人のあの顔に笑いそうになった。
教官は「どんな食材を使ったらこうなる・・・」と言っていた。
料理に手を付けた3人は一口食べると、流し込むように平らげた。
前にも言ったが、味には自信があった。
双子の「あんな食材で此処まで美味いのが作れるとは思わなかった」と。
教官には「調理担当に作り方を教えてやれ」と言われた。

悪い気はしない。教官は本気で言っていたようだ。
考えておきますと流したが、結構嬉しかった。
自分の作った物を高評価されたのたから。

機嫌が良いせいか今日は書きすぎた。
明日は対人格闘だ。怪我しないようさせないようにしよう。

夕飯は少し残った野菜の炒め物とパンを食べた。
[作成日]2013-07-01

103拍手

拍手する

関連小説

それは夢。確かに夢の世界。なのに何故? 何故俺が漫画に載っている…?
[ジャンル]二次元
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp