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イケメン戦国◆姫と夢物語5回目のピックアップ!


こんばんは。
お礼のニュースが遅くなりました。
このたび……
『【R18】イケメン戦国◆姫と夢物語[短編集] 』が
5回目のピックアップをいただきました。

もう、全然更新してないのですが、
まだ需要はあるということでいいんですかね?( *´艸`)
色々やることが終わったら、また書き始めたいと思います。

そのために毎日コツコツ頑張ります!
皆様、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします💗

お久しぶりに、家康のぷちストーリーでもお礼として投下させていただきます↓

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【お礼のぷちストーリー】

『理性と欲望』[家康]

 彼の大きな手が私の腰を抱いた。突然、引き寄せられたせいで足が縺れてしまう。私は自らを支えるために、家康の胸板に手をついた。

「今のはあんたが悪い」
「っ、家康!? ど、どうして……」

 ゆっくりと顔が近づけられる。今にも前髪同士は口づけをしてしまいそうだった。熱を宿した眼差し。高潮した頬。何かに耐えるように私を見つめている。

「どうして、じゃないでしょ。こんな可愛い反応されたら、我慢できなくなる」
「それはだめだよ。こんな場所で……」

 こんな場所で口づけなんてできない、と。彼の胸板をそっと押し返そうとして気づく。いつもより早い鼓動と布越しでも伝わる熱い温度。本当に、私が欲しいと。限界だと伝えられて、何も言葉が出てこなくなってしまう。
 そして、ぎゅっと手を包み込まれる。心臓が震えた。家康の瞳に吸い込まれて、一つに呑み込まれてしまいそうだった。

「伝えさせて。あんたが好きって気持ち」

 あなたからの想いを聞きたいと、知りたいと思った。
 理性と欲望の狭間で揺らぎうつろいながら、音もなく私は目を閉じた。

[作成日]2019-07-23

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