冬のすうら、ピックアップありがとうございました。

おはようございます。カンバラと申します(__)

一応、怖くて不思議な短編集、"すうら、すうすう。"ピックアップありがとうございました(__)

季節外れの怖い(いや、遺憾ながらあまり怖くはないです)お話をピックアップして下さった酔狂な方々、大好きです。季節外れとはいえ、一編クリスマスのお話があるからそのお陰なのかなと思ったりしていますが、だとしたらクリスマス大好きッコのワトスン博士にも感謝しなければなりません。

ホームズのクリスマスと言えば"青いガーネット"。揉め事の末取り残された、ガーネットを腹中にした七面鳥がホームズの元に持ち込まれるお話ですが、〆とも言えるホームズの台詞が如何にも彼らしく奮っています。

「今日はクリスマス、人を許す季節だ。今回はひょんなことから風変わりな事件が転がり込んできた。だからその解決自体が報酬なのさ」

シャーロック・ホームズは筋立てや謎解き、独特のキャラなど言い尽くせない魅力が満載の物語ですが、中でも私が惹かれるのは台詞回しです。気のきいた些か皮肉混じりで捻りのある台詞は、読んでいて痺れてしまいます。ああ、こんな風に書きたい。こんなやり取りを、こんな台詞の似合うキャラを。

閑話休題。

更新の滞った時期外れの作品を読んで楽しんで下さった皆様、ありがとうございます。あまり怖くない(と、思います。遺憾ながら)"すうら、すうすう。"ゆっくり、飛び飛びの更新になると思いますが、よろしければこれからもよろしくお願いします。

酔狂な読み手の皆様に感謝と愛情を込めて。