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日記
好きを貫き通すということ


ポケモンサン&ムーンの新しいトレーラーが出て、てっきりネット民の作ったクソコラだと思ってたナッシーが公式発表だったと知って震えてるszkcです。

いろいろ言いたいことはありますが3回連続ポケモンの話になるのもあれかと思って、今日はシン・ゴジラの話でもしようかと思います。

バズってますね、シン・ゴジラ。
ネタバレは避けるとして、今の日本であの映画が作れたことがホントに凄いと思います。


私たちは趣味でやってるからこそ、好きに物語を作れています。
ネットの普及で最近の人はそういう意識が薄くなってるかもしれないけれど、本来二次創作は黒寄りのグレーゾーン。原作者さんや利権者さんから見逃してもらっているだけに過ぎなくて。
でも私たちはアレコレ想像して妄想してキャラクターを動かしてはぶっ壊している。

自由に妄想の垂れ流しができる夢小説は素晴らしい文化だと思ってるし、とても楽しい。


少し話が逸れた気がするけど、私たちの書いている夢小説と反対に、お金貰ってお仕事でモノを作るということは好き勝手できなくなる事だと私は思う。


映画を例に挙げると、役にあっていないキャスティング、謎の映画オリジナルキャラ、不必要に思える恋愛要素、違和感を感じる絆や友情のゴリ押し、原作の改悪、人気俳優を声優に起用(役にあってればいいけど)、出る出る言われたのにそんなに出番の無い暁。

つまらない映画はすべて大人の都合で作られると思っている。

映画を撮るのには大勢の人が関わってて、その人たちが明日明後日食べていけるように映画は成功させなくちゃいけない。
だからその可能性を高くする為、内容を詰め込むのは仕方の無い事だとわかってたし、諦めてた。


しかしシン・ゴジラは違った。

作り手たちのやりたいこと、好きなことを情熱の限り煮詰めて煮詰めて煮詰めて煮詰めて…

すんごく濃くした映画だった。


スポンサーの意見とか一般ウケとか、そういうの二の次(ってか絶対度外視だよアレ)で、とにかく今までのパターン化された映画の作り方とか宣伝方法とかどうしたら売れるかってことをガン無視して作ってる。そんな勢いがあった。

作り手が好きな様に作って、それが評価されるって創作活動では当たり前な事なのに、映画だとなんだかとても凄いことのように感じる。


私はエヴァ信者じゃないし、今までのゴジラは一作も見てなかった。

でも凄かった!とにかく凄かった!

映画終わったあと拍手したかったくらいだよ(恥ずかしくてできなかったけど)



最後にこの作品は、今の時代を生きる日本人に向けて作られています。

10年前でも10年後でもなく、今。

アメリカ人でも中国人でもなく、日本人。


シン・ゴジラに世界で一番没頭できると言うのは凄く幸運な事だと思います。

気になっている人は是非とも映画館で見て欲しいです。



以上。

[関連ジャンル] 二次元  [作成日] 2016-08-04 19:21:01

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