細々と自給自足で書いている私にも理想はあります。ただ、まるで追いついていないのが現実です。だからこそ努力もするし勉強もします。理想に少しでも近づきたいので。
国語科教員免許を持つ者の矜持として、正しい日本語の使い方を心がけているつもりです。ですがそれは時として枷となり、表現の幅を狭めることもあります。表現の方法の一つとして、敢えて正しくない使い方をすることもあります。ルールは確かにある。でも表現の方法の一つとしてそれを破ることもある。スポーツとは違い芸術においてはルールは万能ではない。固定概念を覆すこともまた表現の方法一つ。そして日々新たな表現を求めて努力する。それは書き手としての矜持です。この矛盾をいかに上手く飼いならせるか。趣味で書いている、たかが夢書きの一人であっても、譲れないものはあるんです。表現に唯一絶対の正解はない。表現する者の数だけ正解はある。それに向かって努力することもまた、夢書きの矜持ではないでしょうか。
たかが趣味に大袈裟なと思われる方もいらっしゃることでしょう。でもね、趣味こそ真剣にやりたい人間も確かにいるんです。少なくとも、ここに一人。
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