『ONE PIECE～ガレキの王様～』完結いたしました！！！
嬉しいような、寂しいような。

やっぱり今回も完結まで長かった。
たかだか100ページそこらで半年以上かかる遅筆なのですが、それでも最後まで読んでくださった皆様には感謝しかありません。
本当にありがとうございました！！

ドシリアスで突っ走ってきました、この物語。
テーマは「命」です。
過酷な世界で、なんの能力も持たない子どもたちが、様々な悲しみや苦しみにぶつかりながら必死に生きようとする姿を描きました。

ほぼほぼ暗い話です。
好きな人は好きだろうし、嫌いな人は嫌いでしょう。
それでも、私が全力でぶつかって書いた物語が、一つでも多くの心に突き刺さっていれば嬉しいです。


なぜ、命をテーマにした物語が書きたかったのか。
半世紀も生きていないぺーぺーが命について偉そうななことを言える立場ではありませんが。

そりゃあ、生きてれば嫌なこと沢山あるだろうし、何も考えたくないときがあると思う。

だけど、簡単に生きることを諦めないでください。

たとえ辛い毎日が続いても、いつかきっと、辛かった分だけいいことがある。
生きる理由なんて、凄く単純なことでいいんです。
母親のご飯が食べたいだとか、アニメの続きが見たいからとか。
私はそうやってここまで生きてきたから。

なんて。
そんな思いも詰め込んでます。たぶんね。
回収しきれなかったフラグとかもあって、完璧な物語ではないですが。
それでも、私が伝えたかったことは全て物語の中に落とし込みました。


ま、ぐだぐだ書きましたが、要するに読んで楽しかったらそれでいいんです。
私は書いててずっと楽しかったです。

最後に、こんなシリアス小説にしおり、拍手、エモ投票をしてくださった皆様、本当にありがとうございました！！
こんなに反響を得られるとは思っていなかったので、本当に嬉しいです！
いつかどこかで、子どもたちのことを思い出していただければ幸いです。



5月5日、この日に完結をむかえられたのは偶然か、はたまた運命か。
それともただの作為的行為か。