念能力って奥が深くて面白いですよね……
暗黒大陸編に入って新たなタイプの念能力が登場し、私の妄想に拍車が掛かります。
『覇者×ト×敗者』の中で色んな念能力を出すことができればいいなと思っております。
私の貧相な文章のせいで「読んだけど良く分からなかったぞ、オイ」という読者様のために、念能力の補足などを書き込んでいきます!
小説内でまだ登場していない能力は書くのを控えようと思ってます!
正直、私自身いつまで書き続けられるか分かりません。
栞をはさんで楽しみに待っている読者様がいる限り、書き続けたいと思っております。
だがしかし!
明日は何が起こるか分かりません。
なので、夢主が得る念能力について少しだけお話をさせてください。
※『覇者×ト×敗者』のネタバレ注意※
夢主は3つの念能力を得る予定です。
3つの能力はタイトルにもなっています。
*ドナ=ベイリー
念系統:操作系→特質系
念能力:“生ける屍”(ウォーカー)
発動条件:相手からの攻撃によって、
①体が2つ以上に断たれること
②①と同時に死に至ること
制約と誓約:「制約」・・・自分で自分を殺さない(自滅しない)
「誓約」・・・自滅した場合、体が爆発して蘇生できなくなる
[説明&雑談]
能力を見て「聞いたことあるような……」と思った方もおられるでしょう。
そうです。ウォー○ング・○ッドのウォーカーです。
『とある民族学者の論考』を書き始めたのは、上記のドラマを観ていたときに、「ゾンビを操れたら最強じゃん」と思ったのがきっかけです。
ゾンビを念能力で再現しようとした結果、ああなりました。
全然ゾンビじゃないですね。ゾンビどこ行ったよ。
突然新しいお話が始まって混乱してしまった読者様、ごめんなさい。
しかし、どうしてもこの能力を書きたい欲求を抑えきれず、「今ここに捩じ込まなければ手遅れになる!」ということでこのような感じになってしまいました。
雑談はこのぐらいにして、この先からは能力の補足などを書きます。
私が勝手に質問を作って勝手に答えていく形式です。
能力の発動条件は、体が2つ以上に断たれる必要があります。
小指一本でも体から切り離されれば上記の①の条件は満たされます。
・「小指一本ぐらい失くしても死なないでしょ?」
と、疑問に思うのは当然です。
例えば、相手の武器が銃だった場合、その弾道を利用します。
胸、首、頭部などの急所に着弾するように位置を調整し、その前に手をかざしておけば①と②の条件を満たして能力を発動出来るということです。
・「黒い剣の必要性がいまいち分らない。特殊な武器でもないし……」
最初に剣の色の意味ですが……特にありません。
『宝石の国』という漫画に出てくる武器がかっこ良いのでこれにしただけです。
気になった方、是非『宝石の国』の漫画&アニメをみてくださいませ。
この剣は制約と誓約に大きく関わります。
それだけでなく、武器を持って襲いかかれば、相手は焦って銃を乱射したり、鋭利な刃物を振り回すでしょう。
①の条件を満たすのに役に立ちます。
そして、ドナの能力は制約と誓約を逆手に取っています。
・「え?そんな設定原作にありませんけど……」
はい。完全な捏造です。
ドナは制約によって、自分で能力を発動することが出来ません。
これで能力の威力と精度が上がりました。
しかし彼女はこう思ったのです。誓いを破ってペナルティを受けるのなら、ペナルティを受ける対象を広げようと。
ドナのように絶対死ぬとは限りませんが、少なからずダメージは与えられると。
この“自滅”は、誰に対しても使おうと思っていたのではなく、相手が複数且つ勝ち目がないときだけと決めていました。
これもある意味制約と誓約となったので、能力とも呼べないような、ただの爆発でも威力を上げることが可能になったという設定です。
・「誰視点なのか分らない。ドナ本体?それとも分身体である“生ける屍”(ウォーカー)?」
これは分りにくいですね。ごめんなさい。
答えは、全てがドナ本体です。正確には「意識」が本体です。
なので、「オリジナル体=ドナ」、「分身体=ドナ」、どっちもドナです。
分身体とオリジナル体は、能力を発動した時点で、「意識=本体」が入る【器】みたいな認識を持っていただければ少し分りやすいかなと……思います。
分身体が「本体~」という発言をしていましたが、この本体は「本体=本体という名称の器」のことです。
とても長くなってしまいましたが、読んでくださりありがとうございました!
*エッダ
念系統:特質系
念能力1:“捜索者”(シーカー)
発動条件:人や物のオーラ(写真でも可)を見ること
制約と誓約:「制約」・・・特になし
「誓約」・・・特になし
[説明&雑談]
この“捜索者”(シーカー)は、エッダがかつて見えていた残留思念が念能力となったものです。
制約と誓約がないのは、シンプルな能力だから必要ないかな……と思ったからです。
この能力はオーラさえ発していれば何でも捜索できます。
既にオーラを発していない死体でも、生前のオーラを発していた時の写真さえあればみつけだすことも可能。
大まかな場所を知りたい場合、“ナビさん”に地図を見せてあげれば、捜索対象の現在地を指差してくれます。
念能力2:“彷徨う花嫁”(ナイトレイス)
発動条件:能力者が寝ること
制約と誓約:「制約」・・・特になし
「誓約」・・・特になし
[説明&雑談]
ナイトレイスって聞いたことありますか?
結構ゲームとかで登場するモンスターなんです。
私も「ウィッチャー」というゲームで見て知ったキャラクターです。
どういうキャラクターなのか気になる方は、是非検索してみて下さい。(自己責任)
制約と誓約もないのに、どうやって具現化系、操作系、そしてあまり相性の良くない放出系を使いこなせてるのか疑問に感じてると思います。
ポイントは、「この能力はエッダが自分で操作できない」ことです。
「人間を襲え」という命令だけ与え、後は密室で放し飼い状態にしているだけなので、能力を作った後の労力はほぼゼロです。
“彷徨う花嫁”(ナイトレイス)は敵味方の判別がつけられず、見境なく襲ってきます。
なので、エッダはいつも閉め切った部屋で眠らなければなりません。
窓やドアが開いていると、そこから“彷徨う花嫁”(ナイトレイス)が出てしまい、外にいる人間が危険に晒されます。
“彷徨う花嫁”(ナイトレイス)の攻撃はどんなものや人に対しても有効ですが、“彷徨う花嫁”(ナイトレイス)への攻撃(念能力含む)は全て無効です。
ただし、眠っている能力者本人への攻撃は有効。
能力者に触れると(攻撃すると)、“彷徨う花嫁”(ナイトレイス)は強制的に解除されます。
エッダがこの能力を作ったのは、仕事で人に恨まれてしまうことがあったからです。
人助けがしたくて始めた人捜しの仕事でしたが、中には不純な目的で人捜しを依頼してくる人間が、一定数いることに気付いたのです。
そういう人間に酷い目に遭わされた捜し人がエッダの命を狙おうとしたため、“彷徨う花嫁”(ナイトレイス)が作られたという設定です。
エッダを見つけても、中にいる“彷徨う花嫁”(ナイトレイス)を見て襲おうと考える人はいないでしょう。
実はこの能力、次に登場するのはエッダが亡くなる時なんです。
ちょっとネタバレすると、王位継承戦に突入する時辺りです。