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いつまでも変わらずそばにいて【黒バス*赤司様】

第1章 *プロローグ



「待たせたね、。」


教室でぼんやりしていると、愛しい人の声が聞こえた。


「征十郎、おかえりなさい。」


「それはまだ気が早いんじゃないか?明日、新居で聞きたいよ。」


そう言って征十郎は右手で私の頬を撫でる。


「そうだね、待ってたよ征十郎。」


教室にはもう人が残っていない。


廊下にも何人か残っているだけで、ほとんどの人が帰ってしまった。


いろんな思い出の残る帝光中。


明日からはここに来ることもないんだと思うと、なんだか感傷に浸って自分から征十郎に抱きついた。

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