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青春TipOff〜高校編〜【黒バス】

第12章 vs秀徳




『……じゃあ、大我にとっての〝勝利〟って何? 1人で戦って1人で勝つこと? それで大我は嬉しいの? 私はこのまま大我が“1人”で勝っても嬉しくないよ…。 ちゃんと周りを見て? 大我には仲間がいる。“1人”で全部背負わなくて良いんじゃない?』

火神「‼︎‼︎‼︎」

日向「つか、何か異論あるか?」

火神「そんなんねぇ…。いや…悪かった。勝ったとき嬉しい方が良いに決まってる」

『ん、やっといつも通りの大我だ‼︎』ニコ

火神「…あぁ、悪ィ」
(、サンキュ…)



日向「さーて、黒子とのおかげで火神の頭が冷えたのは良いとして、ピンチは変わってねーけどどーする?」

そこから、黒子の新しいパス、火神のスーパージャンプの使いどころなどの作戦が立てられた





第4Q


作戦通り、火神は緑間の最初の一発の3Pをブロック

緑(まだ飛べたのか…⁉︎ だが体力は残り僅かなのは確かだ。コイツ、最後まで持たせる気がないのか⁉︎⁇)



黒子は、逆のミスディレクションを入れ高尾の視線を自分に引き付ける

その狭まった視野なら今度はそらせるため、黒子は高尾を振り切ることができた

高尾(見失ったぁ⁉︎⁇ 嘘だろっ⁉︎⁇)



だが火神の位置からパスコースを探り、火神と黒子の2人の間に入りスティールを狙う

黒「今度は取られません。今までは来たパスの向きを変えるだけでしたが、このパスは加速する…‼︎」

バチィィと火神が黒子からのパスを受け止める



火神(あと一回しか飛べないのは分かってる… けどここで決めなきゃいつ決めんだよ‼︎‼︎‼︎)

ガンッ

火神は高く跳び、ついに緑間のブロックの上からダンクシュートを叩き込んだ



そして、誠凛がOFからDFに切り替わるとき火神は黒子に話しかけた


火神「黒子…。正直跳ぶのはもうキチー。あとは騙し騙しで緑間のマークをやるしかねー。だから… あんまり言いたかねぇけど… あとは頼む…」

火神はそう言いながら黒子の背中をポンッと叩く

黒「…はい」



その様子をベンチから見ていたは、安心したように微笑んでいた


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