第12章 vs秀徳

誠凛ベンチにて


火神「くそッ‼︎」

伊月「火神、熱くなりすぎだ。もっと周り見ろよ」

日向「そうだ。それにさっきのは行くとこじゃねーだろ‼︎ 一度戻して…」

火神「戻してパス回してどうすんだよ」

日向「あ？」

火神「現状、秀徳と渡り合えるのは俺だけだろ。今必要なのはチームプレーじゃねー。俺が点を取ることだ」

伊月「っオイ‼︎ なんだよそれ‼︎‼︎」

小金井「それと自己中は違うだろ‼︎」



ガッ

突然黒子が火神を殴った



リコ「黒子君⁉︎⁇」

火神「⁉︎ 黒子テメェ…」

火神は黒子の胸倉を掴む


黒「バスケは1人でやるものじゃないでしょう」

火神「みんなで仲良く頑張りゃ負けても良いのかよ⁉︎ 勝たなきゃ何の意味もねぇよ‼︎‼︎‼︎」

黒「1人で勝っても意味なんか無いだろ。キセキの世代倒すって言ってたのに、彼らと同じ考えでどうすんだ。今のお互いを信頼できない状態で仮に秀徳を倒せたとしても、きっと誰も嬉しくないです」

火神「甘っちょろいこと言ってんなよ‼︎ そんなん勝てなきゃただの綺麗事だろーが‼︎‼︎」

今度は火神が黒子を殴り、黒子は後ろに倒れてしまった



『テツ君っっ‼︎‼︎』

はすぐさま黒子にかけよる