第9章 穏やかな日々
去っていく先輩を目に
ひとみと彩は
席にすわることにした。
ひとみ「えっ。あんた先輩と知り合いってなんなの?!」
彩「えっとね・・・入学式前に道案内してもらった人が先輩だったの、それで・・・特にそのこと以外は関わりはないんだけどね。」
ひとみはそーなんだと
納得したようにはなしだした。
「あんた、あの先輩に彩ちゃんって呼ばれて
注目のまとよ笑
羨ましいわ~ ふふ」
「えええええ。じゃ、先輩に頼んでみる?」
ひとみ「私はいいのよ笑
あのね。あんたそんな様子だからこの学園のこと
あんまり知らないで入学したでしょ?
教えてあげるわ♪」
彩はひとみのいきなりの言葉にびっくりしたが
たしかになんも知らないことに気付き
興味深くきくことにした。
ひとみ「この学園にはたくさんかっこいい人も揃ってるわ。でも、その中でも人気のある人がいるのよ。
まず、今あんたの知り合いの
白河悟(シラカワ サトル)
3年の先輩で来年卒業で、彼は最近歌手活動を主にテレビで活躍してるわ。」
えええええええええええええええ
彩は驚いた。
わたし最近テレビみてなかったから
気づかなかった・・・言われてみれば
確かにみたことあるような・・・
ひとみ「そうね~。彼はあのパーマのかかった銀髪がポイントで笑顔も素敵な爽やかイケメンで学園でも
人気よ♪彼あんまり自分の本性ださないの、なにかつかめない感じが人気なのかもね。」
自信まんまんに指をたてて言っていた。