第1章 僕らのはじまりのいろ
「ん?なんかついてる?」
「・・・・」
「え?俺なんかある?ねぇ」
「・・・うぅ。」
「え?・・・・いえいえ!!
あ、ごめんなさい!」
ああああああ私初対面の人に
失礼なことを・・・。
「あ、あの、、、すみませんでした。
あなたの銀色の髪がすっごく綺麗で・・・・
見とれてしまいました。なので、特になにかついてるわけではないので。あああああすみません。」
私は慌てて謝罪した。
「ふふ。」
あれ?わたしまた失礼なこといったのかな。そうだとしたらどうしよう。
目の前の人は小さく微笑み
彩の目線に軽く腰を曲げ、合わした。
「大丈夫。大丈夫。いやちょっと面白いなぁって。こちらこそ笑っちゃってごめんね。」
ふと気づくとその人は彩の頭に手を置いてなでていた。今気付いたけど、この男の人背高いなぁ。
鼻もすごくたかい。外人さんみたいに爽やかな・・・・美人さん。
「あれ、また見られてるの俺。」
ふふと微笑み見つめ合ってるわたしたち。
彩「あ...///ごめんなさい。」
そんなみつめられたら
照れる。
「君おもしろいね。あ、そうそう。ここの寮探してるんでしょ?」
ふと話を切り替えられて、彩は今の状況を思い出した。
「あ!そうなんです・・・。今度ここに入学することになたんですが寮が全然わからなくって。この歳で迷子っていうか・・・チラッ。 よかったら教えてくれませんか?」
おし、私がんばったよ。この歳で人に道きくとはおもってなかったけど・・。
「やっぱりね。そうだとおもったんだ。たまにいるんだよねー。ふふ」
・・ドキ
なんでそんなに眩しいの。
「あ、俺の名前は
白河 悟
っていうんだ。ここの2年です。よろしくね。」
シラカワ サトル
私の学園生活はこの人との出会いからスタートした。