第3章 青春、過ぎ去る日々
朝露に濡れた草に
身を預けて目を閉じる
それだけなのに
幸せになれた気がした
青春は過ぎ去ってしまう
夢を追いかけてたあの頃も
今はもうどこにもない
ただ、今だけは
あの頃へ戻れた気がするんだ
心を追い詰める課題と
苦しいほどに悩んだことと
数えきれない程の苦悩をかき混ぜて
不完全燃焼繰り返してた日々
もう、あの日には戻れないんだね
つらかったけどそれがあるから
今の自分になってたんだと今なら思えるよ
もう一度、戻りたいなんか
言わないけど
思い出すくらいなら良いでしょ?
朝日を手で隠して
僕はあの頃の自分になれた気がした