第2章
え…このまま落ちると…the endじゃね?
「い、いやあぁぁぁぁ!助けてえぇぇぇぇぇ!だぁぁれぇぇかぁぁ!」
と、叫んでも誰も助けてくれず…てか、人がいるかも分からない
そういえば落とされる前に『用があれば俺のこと呼べ』って…
「か、神様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!助けてえぇぇぇぇぇ!」
全力で叫んでみた
ガシッ
急に襟首を掴まれ
「ぐえ"ぇっ」
首が締まった…
「ちっ…めんどくせぇ…」
声をした方を見ると
掴んでるのは神様で
下を見ると地面ぎりぎり……(°□°;)
一気に恐怖が襲ってきた
ドサッと地面に落とされたが
神様に抱きつき
「うわあぁぁぁん!怖かったぁぁぁ!」
とりあえず大声で泣きわめいた
「あ"ぁー…俺が悪かった…泣くな……」
腰に手を回し頭をポンポンされる
「ひっく…う"えぇ…う"ぅ…」
「泣くな泣くな…」
泣き疲れて私はそのまま寝てしまった
今日わかったことは
神様は泣かれるのに弱いらしい…