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モブリットと妄想日記
第9章 ヤキモチ2
「いや、昨日の会議の件で
カコが謝りにきてね。
君と別れるか憲兵団に行くかどちらかを選べと言ったら
泣かせてしまったんだ。」
エルヴィンは
やりすぎた自分の行為に
苦笑いしながら
簡潔に説明した。
「あー…なるほど。
それでネタばらししての
今ですか?」
「理解が早くて助かるよ。」
「ジャンが本当に
焦って呼びにきたから何事かと…」
モブリットは
少し安心したように息を吐いた。
視線をカコに落とすと、
カコもだいぶ落ち着いてきたようだった。
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