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モブリットと妄想日記

第9章 ヤキモチ2



カコは
エルヴィンの部屋の前で
大きく息を吐く。

もう付き合いも長いため、
団長という肩書きに
緊張したりはしないが、
昨日の今日だ。


怒られたことを
すぐに忘れられる程
バカにはできていない。


それに、
久々にあのトーンで注意された。
時間が経てば経つほど、
なんだかすごく怒られたような気分になり、
気が滅入る。


心を決めてノックする。


名乗ろうと息を吸った瞬間、
一足先にドアが開かれた。

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