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モブリットと妄想日記

第8章 ヤキモチ



それに気付きカコが
モブリットの顔を見やると、
顔を赤くした彼がいた。


「見ちゃダメ。」


見られたことに気付くと、
カコの目を塞ぐように手で覆った。


「俺は、
カコからの言葉でしか
こんな感じにならないから。」


目を塞いだままモブリットは話す。


「そんなに心配しなくて大丈夫だから。」


目を覆っていたモブリットの手が離れたかと思うと、
頬に手を添えられ、
額と額が優しくぶつかった。


「今もすごく恥ずかしいんだからね……
…信じてくれる?」


至近距離で
視線が重なる。



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