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妖怪町.手伝い係

第4章 【妖怪町】旅館


城から出た僕たちは、ため息を吐いた。
それと同時に僕は鼻血がたらたら出た。

「おい、何で今頃出るのじゃ。」
「我慢してたの!」

と僕はティッシュを取って拭きながら言う。
天狗様と話しているとき、本当はものすごく興奮してて。でも出したら駄目だ!と何故か思ってしまって今までにない以上にずーっと我慢していた。

僕が拭き終わるのを見ると朽葉は、

「リューキ、今日はもう旅館に直行じゃ。ゆっくり休みさい。明日から依頼をやろう。」

と言った。

明日から...!明日から妖怪と触れあうんだ。そして僕の手で妖怪のこころの闇を取り払うんだ...。
そういろいろと考えていると、いつの間にか旅館に着いていた。
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