• テキストサイズ

密かな交換条件・2【進撃の巨人】

第8章 否と策




しばらくの沈黙の後、

「アン。私に考えがある。」

その一言を受け、少し顔を上げる。


「無理なら断ってくれていい。
だがこの方法なら、確実にあいつを
素直にならせる自信があるんだ。」

「ムリじゃないです!
私は何をしたらいいんですか?」

思わず声を張って答える。


ミケの本心が知れるなら何でも出来る。
そう強く思った。


「アンは特に何もしなくていい。
君には出来るだけ嫌な思いを
させないように努力するよ。」

そう言ったエルヴィンは悪戯っぽく笑い
私の手を引いて歩き出した。


/ 97ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp