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大きな木の下で

第4章 半分こ


木吉視点

「なぁ、土林」

「なに?」

「今日は鈴来るのか?」

「…はぁ?」

ん?俺、なんか変な事言ったか?

「なんでそんな事僕に聞くんだよ?」

「なんとなく?」

「あっそ」

そう言うと土林は一冊の分厚い本をベッドの下から取り出した

「その本分厚くないか?」

「ああ、これは本じゃあなくてチームメイトで回している交換日記だ」

そう言って彼女は手元の万年筆で日記を書いた
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