第2章 はなしてみる
はぁ、めんどくさいのにつかまったなぁ。
ピピッピピッピピッ
ん?メール?
From
もお、ちゃん!
な~んで勝手にお友達にメアド教えちゃったのさ!
はぁ、ちゃんからのメールなら大歓迎だったのに!
たというか、そろそろ連絡してくれないと及川さん泣いちゃうよ!
じゃっ、 またね!愛しのちゃん♪
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ひぇっ、とっ、徹からメール?
うえっ、削除削除。
てか、連絡なくても泣いたりしないくせに
「はぁ、徹のバカっ」
なんだかんだ言ってまだ、好きなんだな多分
影山「あぁ?とおる?」
「ひぃっ、いつの間にっ、別に影山には関係ないでしょっ」
影山「うっせえよ!!気になっただけだ!ていうか、独り言がでけぇんだよ!」
「ちょっ、名前っ、」
影山「なんだよ、名前?あぁ、下の名前で呼ぶなってか!」
「いっ、いいよ!べつに!そのかわり、私も好きな呼び方でいい?」
影山「好きにしろよ」
「単細胞」
影山「おいっ!てめえ、どう(先生「ホームルーム始めるぞー!」
なーんで、あんな怒ってんだろ。
ぴったしなのに。