第16章 内緒だかんな?
大「口止めされてたから言わなかったんだけどな…
アイツは
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湊斗は
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”バレーは愚か……運動が出来る身体じゃないんだよ__”」
1年「「え…!?」」
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?side
キャプテンから一通り話を聞いてから 湊斗さん探しに出た_
”口止めされてたから言わなかったんだけどな…”
キャプテンは あー言ってたけど、湊斗さんに何かあるのに薄々気づいていた…
たまにしか練習に参加しないし、やっても少ししたら止められていたから 怪我かなんかと思ってたけど、今日の試合を見て怪我じゃないのは分かった…
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”バレーは愚か……運動が出来る身体じゃない…”
聞いた時は驚いたけど、今までの先輩たちの行動を見て納得出来た
?「ココは……倉庫か……」
体育館裏にあった倉庫の前で立ち止まる_
”ガラッ”
扉を開け中に入ってみると…
?「ッ!?」
奥の方で俯せで倒れている人がいた_ そして背中には
”烏野高校 排球部”
その直ぐ傍には見慣れた鞄_
…間違いない
?「! 湊斗さん」
『……』
仰向けにして顔を覘くといつもより蒼白な顔をしていた
「取り敢えず澤村さんに電話…」
ポケットからスマホを取り出そうとすると
”ガシッ” 手を掴まれた
?「!? 湊斗さん」
『…んっ ……ぁ、れ?
……け……い…?』
月「はい あの……大丈夫、ですか」
『あ~……うん、多分な……』
月「……」
この人はどうして こんなになるまでバレーを…
『もしかして………聞いた? 俺のこと……』
月「え まぁ はい……」
そっか…っと言って湊斗さんは上体を起こした
『そんな身体で よくバレーしてるな…』
月「!」
『当たった?(^^)』
月「それは、その……」
思ってたことを当てられて 僕は目を逸らした
『俺んち、所謂バレー一家でさ!
物心ついた時からバレーの話ばっか聞かされてて…俺が入院してた時なんてさ、何故か親はバレー本ばっか持って来てたんだぜ?www運動禁止されてんのに酷いだろww?』
月「…まぁ……」
『”ダメ”って言われるとやりたくなるよな?それと一緒で、親に隠れて試しにバレーしたんだよ……そしたら楽しくて♪ハマったんだw(^^)』