第12章 セッターと怒り

”影山君をセッターとしてフルで出すとこ”

影「！」

田「な！」

『（孝史……）』

湊斗はチラッと孝史を見る

孝「……」

田「なんスかそれ烏野自体に興味は無いけど　影山だけはとりあえず警戒しときたいってことですか　なんスかナメてんスかペロペロですか」

『ペロペロ……なんか、寒気がしてきた…(´・ω・｀)』

孝「こ、コラ湊斗！　想像しちゃダメだべ(；ﾟДﾟ)」

武「い…いやそういう嫌な感じじゃなくてね　えーと…」

孝「い…良いじゃないか」

田/武「「『！』」」

全員、孝史を見る

孝「こんなチャンスそう無いだろ」

田「良いんスかスガさん！　烏野の正セッタースガさんないスか！」

『龍…』

孝「………俺は……俺は日向と影山のあの攻撃が４強相手にどのくらい通用するのか見てみたい」

まだ納得していないって顔をしていた田中の肩を湊斗がポンっと叩き

『……龍、孝史がここまで言うんだ従うべ』

田「！…ッス……」

大「先生もう一つの条件とは…」

武「あ、もう一つはね……

”時宮君を　必ず１セットは試合に出すこと”＿」

全員「え!?」

今度は、全員湊斗を見る

『ま、そういう事だからｗ？(*'ω'*)』

孝「そういう事だから…って、湊斗お前……」

田「そうスよ湊斗さん!!　またこの前みたいｎ…（『龍！』…ッ!!!」

田中の話を突然、湊斗は遮った

『……龍、皆もありがとな　けどもう出るって決めたから』

湊斗は大地の方を向き、１瞬目を合わせて静かに頷いた

大「先生　詳細お願いします」

武「！　うん…」

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武田先生から詳細を聞き終えると、そのまま今日の練習を終了させた…