第10章 もう二人と前日
孝/田「「ふあ~ぁあ」」
大「眠そうだな お前ら」
孝「えっそぉ!? 勉強のしすぎかなァ~?」
田「お、俺も勉強のっ」
孝「お前に限って勉強(それ)はないだろ!」
田「エ゛ッ」
孝史、大地、田中で話していると…
”ゴンッ”
鈍い音が体育館に響く
『……ッ、いッ、痛って~~!!!』
3人が一斉に見ると、ネットの支柱に額をぶつけてその場に蹲っている湊斗…
孝「み、湊斗!?」
田「大丈夫ッスか、湊斗さん!?」
3人は慌てて駆け寄り、大地が手を差し出す
大「何やってんだよ、ほら大丈夫か?」
『サンキュー……うぅ、すげー痛てー(´Д⊂ヽ』
孝史が湊斗の額にかかっている前髪を上げる
孝「あ~。少し腫れてるべ」
大「田中、悪いが保健室行って氷貰って来てくれ」
田「オッス!」
田中は走って保健室に向かった
大「_んで、何をどうしたら支柱なんかに頭ぶつけるんだ?」
『ふぇ!? そ、それは・・・』
湊斗は大地から目を逸らし孝史を見る
孝「ほ、ほら湊斗も勉強で徹夜とかしてたんだろ?(;'∀')」
何かを察した孝史……
『そ…そう! テスト近いから徹夜で勉強してた(; ・`д・´)』
大「本当に……??」
『(うっ…大地の目が……)ほ、本当に……(;'∀')』
大「はぁ……スガも、湊斗も徹夜は程々にしろよ」
「『……はい。』」