第2章 えっ!? 俺知らないんだけど・・・?
『はぁー…寒っ……』
白い吐息を吐き、寒さで身体を縮こませながら
俺 時宮湊斗は学校までの通学路を歩いていた
「オース、湊斗!」
立ち止まり声がした方を見ると
『あっ! おはよー。こーし』
そこには、同じクラスで同じバレー部の菅原孝史が居て
すかさず孝史の腕に抱きついた
「ちょ/// 湊斗!?」
『こーし寒い、あと……眠、い……』
湊斗は腕に抱きつたまま孝史の肩に頭を乗せた
「こら!立ったまま寝るなよー湊斗」
『んー。』っと覇気のない返事を返ってくる
「全く……(可愛いなー///)」