第28章 皆の秘密と俺の秘密
湊斗side
_AM4:00
『…んっ………ふぁ~』
昨日、早く寝た所為か早く目覚めた
『ぷっwwwwあいつ等www』
身体を起こして目にしたのは日向と影山の寝相_
(同じ寝相とかwwwホント、仲が良いのか悪いのか…ww)
日向の腹の上には影山の足が、影山の腹には日向の足が乗っていた
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(お、その横は蛍と忠だ…)
二人の寝顔をこっそり覗く_
(いつも皮肉なこと言ったりするけど、こーしてみると年相応っぽくて可愛いじゃんww)
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そして、
(お、龍と夕か…)
田/西「「ガーゴー、」」
(布団蹴り飛ばして腹出てるしwwいびき、うるさっww)
蹴り飛ばされている布団を取り、二人に掛けてやる_
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(ん? 夕の隣、おんn……なんだ旭かwww髪長くて顔見えないと女かと思うじゃんwww)
旭「すぅ…」
大「…んっ……ず、ズr……ズラ……」
『え?』
大地の声がして、起こしたか? と振り向いてみたが魘されていただけだった_
(大地www教頭のズラの夢でも見てんのかな?)
頭を撫でてやると安心でもしたのか表情が戻り、すぅすぅ寝息が聞こえてきた
(主将も大変なんだな……(;'∀'))
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(最後は孝支かな…?)
孝「すぅ…すぅ……」
規則正しい寝息を立てながら寝ていた_
孝「……、と……湊、斗……」
『ん?……』
不意に名前を呼ばれて返事した
孝「……」
すると、閉じてるはずの孝支の目から一筋の涙が流れた
『!? …俺はここにいるよ』
言いながら涙を拭ってやる
(夢の中でまで心配掛けてんのかな、俺……)
『ごめんな……』
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(さてと、風呂行ってから 朝飯の支度でもするか!)
俺は静かに部屋を後にした__
end