第27章 一日目
大「ん? アレは湊斗、だよな??」
日/西/田「「え?(´゚д゚`)」」
大地はしゃがみこんでいる湊斗の傍に近づき…
大「湊斗……どうしたんだ?」
同じようにしゃがみこんで、そっと湊斗の手を取る
『日向が耳元で叫んだから、耳がキーンってなって頭グラグラする…』
顔を上げた湊斗の目には薄らと涙が浮かんでいた
日「えッ!? すみません、俺……すみません!!」
ペコペコ、と日向が頭を下げる
大「取りあえず、……よ、っと」
大地が湊斗を軽々とお姫様抱っこして立ち上がった
大「湊斗は部屋に連れて行くから、日向は早く風呂に行って来い!
それから、
お前ら
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部屋では絶対騒ぐなよ?(#^ω^)」
大地が田中たちに向かって黒い笑みを浮かべる
田/西/日「「「……うスッ!(;'∀')」」」
行くぞ、っと大地は湊斗を抱えて部屋に戻って行った
田/西/日「「(大地さん目が……怖えー)」」
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『…ごめん、大地』
大「気にするな、それより大丈夫なのか?」
『ありがと、さっきよりは良くなった、かな?…』
大「そっか……」
”ガラッ”
二人が部屋に入ると…
3,2年「「湊斗!?/湊斗さん!?」」
部屋には残りの2,3年が居て
バタバタと駆け寄ってきた
孝「何かあったのか?」
孝支が心配そうに聞いてきたが、
湊斗は言うのが恥ずかしいのか
『…ちょっとな?』
っと苦笑しながら答えた
大「風呂は明日にして、今日はもう休んだ方が良いんじゃないか?」
『そーしようかな』
湊斗の返事を聞いて、大地は布団の上に湊斗を下した
孝「ほら、掛布団かけるべ」
『サンキュー孝支……
あとさ………』
湊斗は掛布団の中からそっと手を伸ばす…
孝「ッ// し、仕方ないな// 寝るまでだべ?」
孝支は伸ばされた手を握る
『大地~』
大「ッ// はいはい……」
そして、もう片方の湊斗の手は大地が握った
『お休み』
湊斗はゆっくりと目を閉じていった
大/孝「「お休み、湊斗……」」