第26章 復活
旭が体育館に入ると_
繋「あとはセッターか…俺やりてえけど外から見てなきゃだしな… お前らの方から一人セッター貸してくれ」
孝、影「「…」」
すると孝支が反対のコートに向かって歩き出す
『(孝支…)』
影「…俺に譲るとかじゃないですよね」
孝「…」
影「菅原さんが退いて俺が繰り上げ…みたいなの ゴメンですよ」
孝「…俺は…影山が入って来て…正セッター争いしてやるって思う反面どっかで……
ほっとしてた気がする
セッターはチームの攻撃の”軸”だ一番頑丈でなくちゃいけないでも俺はトスを上げることに…ビビってた…」
影「…」
孝「圧倒的な実力の影山の陰に隠れて
…安心…してたんだ…!
…スパイクがブロックに捕まる瞬間考えると今も恐い
けど
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もう一回俺にトス上げさせてくれ 旭!」
孝支は旭に面と向かって言った
旭「!」
孝「…だから俺はこっちに入るよ影山 負けないからな」
影「俺もッス」
”ピピーッ”
笛を鳴らした湊斗は審判台に上り…
『さっさと並べー 試合(ゲーム)始めるべ♪』
全員が並んだのを見てから
”ピーッ”
湊斗の合図で試合が始まった_
烏野高校 縁下 月島 影山
澤村 日向 田中
vs ____________
烏野町内会+α 東峰 滝ノ上 内沢
菅原 森(西谷)嶋田
・
・
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滝「よっ」
”ピッ”
孝支が速攻を上げ、滝ノ上が綺麗に決めた
日「! 菅原さんの速攻っ…!」
孝支の速攻に目を見開く日向_
大「そらお前スガだって歴としたセッターなんだからなっ」
大地が自慢げに答える
田、縁「「(うれしそうだ…)」」
西「スガさん ナイストス!!」
孝「俺自身のトスはまだまだだよ
…でも
速攻もどんどん使って強気で攻撃組み立てて行かないとまたエースに頼りっきりの試合になっちゃうからな」
西「……… スガさんカッチョ良くなったっスねっ」
孝「エ゛ッ そお!? …西谷に言われるとなんか嬉しいな」
『(なぁ…
孝支はちゃんと前を向いてるべ…
お前は今、何を思ってる
・
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旭_)』