第24章 (番外)デジャブ
大地と潔子が居なくなってから
俺はアルバムを片付け様と適当に台を取り出し乗る
『まさか、アレを潔子が覚えてるとわなぁ…//』
(今思えばあの時が俺のファーストk…
”ガチャ”
『!?』
いきなりドアが開いて驚く俺_
大「悪い、忘れ物した」
入って来たのは大地だった
『ビックリしたべー 大地が忘れ物するなんて珍しいなww』
大「俺だってそんな時位あるぞw それよりその台、足元グラついてるから気を付けろよ?」
『おう! コレすぐ直すかr…(”ガタンッ” え!?
突然、台の脚が外れ俺は後ろに倒れる
大「危ない!!!」
『っ!!』
俺はギュッと目を瞑り衝撃を待つが…
それは一向にやって来なくて…
代わりに唇に柔らかい感触……
(感触??)
ゆっくり目を開けると大地の顔がドアップで映り、俺の唇は大地のと重なっていた_
それに倒れるときは天井を見ていたのに、いつの間にか身体は反転していて……
他の人から見たら俺が大地を床ドンしてる感じ……
『!?/// ご、ごめん///』
俺は慌てて大地から離れる…
大「否///……大丈夫か?」
『うん// 大地は?ケガしてねーか?』
大「大丈夫だ」
『……』
大「……二回目、だな//」
『ッ///………そう、だな///』
大地の言う通り事故とはいえキスしたのは二回目…
一回目はさっき潔子が言いかけた、文化祭の片付けの時_
俺が脚立に乗って飾りつけを取っていたら、どこからか子供が走ってきて脚立にぶつかって来た
バランスを崩し倒れる俺を大地が助けてくれて…その時に…
大「顔、真っ赤だぞw//」
『し、仕方ねーだろ/// キスしたのこれが2回目、なんだかr…』
大「え?それって… 俺が初めてってことか?」
驚きながらも嬉しそうに笑う大地_
『ッ///……あ~そうだよ!大地が初めて、だよ……バカ///』
俺は恥ずかしさのあまり顔を背ける
大「嫌だったか?」
『……嫌じゃ、なかった……//』
(きっと今、耳まで真っ赤だろうな…)
大「なぁ…」
『ん?』
大「ちゃんとシしても良いか?//」
『え?///』
大地は俺の頭に手を廻し少しずつ顔を近づけてくる
俺は抵抗せず、ゆっくりと目を瞑って ”その時”を待つ_
”チュッ”
俺たちは三度目のキスをした_