第21章 『タイミング良すぎだよ 兄ちゃん!』 「「兄ちゃん!?」」
湊斗side
学校裏の土手っぽい所に座ってる俺と旭……
『…だから、アレは俺の所為なんだって! 俺の自業自得って言ってるべ!』
東「否、アレは俺が…」
『だぁあああ!!! もう!!』
俺は旭の正面に座り直し
『俺が自分で言ってんだから、旭は気にする必要無いべ分かった?』
旭の両頬を強く引っ張る
東「ぃひゃい…ぃひゃいひょ ふぃひゃひょ!!(痛い…痛いよ湊斗!!)」
『分かったかって聞いてるんだけど?(^^)』
俺は更に強く引っ張った
東「……った! ふぁkった…ふぁら…(´Д⊂ヽ(分かったから)」
『(www旭涙目だwww)…仕方ないな~』
旭の頬から手を離す
『んじゃ!部活、戻って来るよな?』
東「……」
下を向き、俺から顔を逸らす旭_
(はぁ……こりゃ最終手段を使うしかないべ…( ̄д ̄))
『そっか、じゃぁ仕方ないな……』
俺は諦めた様に溜め息を吐き、立ち上がるが…
『ッ!……ゴホッ、ゴホッ!!』
東「み、湊斗!!大丈夫!?」
『っ…大丈…ゴホッ、ゴホ、ッ…』
俺は咳をしながらしゃがみ込む
東「ど、どうしよう……誰か…えっと…どうしよう(´゚д゚`)」
旭は驚き、アタフタし始め…
東「あ!薬!! 湊斗薬は??」
『体育k…ゴホ、ゴホッ……』
東「わ、分かった」
そう言うと旭は俺を負んぶして体育館に向かって走りだした
東「すぐ、着くからな!!(゚Д゚)」
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『ごめん、旭……』
聞こえないようにそっと呟く
(発作なんて
嘘、
なんだよ…
これで戻らないなら
そん時は諦めるからさ……)
『もう一度、皆の所 行こう…な?…』
end